株式会社ヒルフロントは富山県富山市山田清水(しょうず)地区に位置しております。

富山市と砺波市の境目です。

標高は200m~380mの範囲で山を切り開いた棚田と畑が広がる場所です。

晴れた日には富山平野と砺波平野を一望できます。

富山市に合併する前、富山市山田地区は山田村という1つの村でした。

現在では他の中山間地域同様、若者流出 人口減少 高齢化が進んでおります。

それに伴い、耕作放棄地が増えるのを防ぐために、弊社では農地を借り受け、作物の栽培等を行っております。

そして今後の中山間地域の在り方を考え、未来につながる形を創出していきたいと考えております。

 

 

弊社が設立される前、富山市山田清水の谷上さんは、自分で作った安心・安全なおいしいお米を

お孫さんに食べさせたいと思いました。防虫剤は体に影響がないだろうか?

お米が美味しくなる土壌はどのような成分が必要なのか?

石油から作られる化学肥料を多用してもよいのか?

様々な勉強の末、無農薬、肥料を使用しない栽培方法に出会い栽培を試みました。

当然のことながら、除草剤を使用しないために雑草が生え、除草に手間がかかります。

肥料を与えないため、県の目標反収には遠く及びません。

それでも、あきらめずに栽培を続け、今年(2015年)で5年目に突入しました。

その結果、普通に栽培しているお米よりも食味値が上がりました。

同じ集落の方にも”谷上さんの米はうまい”と言われるほどになりました。

ご高齢の方々は”懐かしい味になった。”と喜んでくれました。

 今では自信を持って自分のお孫さんに自分が作ったお米を食べさせております。

 この自然栽培米を栽培している田圃にホタルが集まるようになりました。

 水面の下には、他の田圃よりも多くの虫たちが生息しています。

 谷上式自然栽培米 (コシヒカリ):チェーン除草

 

 谷上式自然栽培米 (コシヒカリ):ころがし除草

 

 

 

 

そばや麦などは畑作物のため、地力をとても消耗する作物です。

毎年栽培を続けると年々地力が低下します。そして毎年収量・品質共に低下していく作物です。

しかし、今日では毎年同じ畑で作付けを行わなければならないのが現状です。

よって我々は毎年作付けをしても、収量や品質の低下を防ぐ(もしくは抑える)栽培方法に挑戦しております。

現在、そばは水稲の転作作物として栽培されていることが多いです。

数量を確保することに主眼が置かれているため、こだわりをもった栽培はほとんどありません。

また収穫量を増やすには栽培面積が必要になるため、畑ごとにより細かな成分を考慮することもほとんどありません。

我々は緑肥の使用などにより、肥料体系を見直すこと。化学農薬を使用せず、フェロモントラップ等で害虫の対策を行うこと。

そばの花の受粉は虫たちにお願いすること。これらのように栽培方法にこだわりながらそばの栽培を行っております。

そば:そばの実

 

 

そば:緑肥の粉砕