フェロモントラップです。
そばの被害の1つであるハスモンヨトウムシの食害を減らすために設置しております。
中には誘引剤が入っております。
ハスモンヨトウガのオスはこの誘引剤に誘われて、中に入ります。
メスの匂いだそうです。
中に入ると出られません。
結果、圃場にはメスしかいなくなるため卵が孵化せずに、ヨトウムシによる食害を防ぎます。
防虫剤を使えば全滅しますが、そばの受粉に虫の活躍が必要不可欠なので使用しません。
そのために開発された農業資材です。
メスは自由に飛び回り、オスは閉じ込められてしまうのです。
オスとは悲しい生き物なのです。